次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.令和3年版国土交通白書(令和3年6月公表)によれば、宅地建物取引業者数は、令和元年度末において10万業者を下回っている。
2.令和3年地価公示(令和3年3月公表)によれば、令和2年1月以降の1年間の地価の変動を見ると、全国平均の用途別では、住宅地、商業地及び工業地のいずれの用途も下落に転じた。
3.令和3年版土地白書(令和3年6月公表)によれば、令和元年における我が国の国土面積は約3,780万haであり、このうち住宅地、工業用地等の宅地は約197万haとなっており、宅地及び農地の合計面積は、森林の
面積を超えている。
4.建築着工統計(令和3年1月公表)によれば、令和2年1月から令和2年12月までのマンション着工戸数は、「三大都市圏計」及び「その他の地域」のいずれにおいても前年を下回っている。
【答え:4】
1.令和3年版国土交通白書(令和3年6月公表)によれば、宅地建物取引業者数は、令和元年度末において10万業者を下回っている。
1・・・誤り
令和2年3月末における宅地建物取引業者数は125,638業者となっており、前年3月時点に比べ1.0%増加しています(6年連続の増加)。
2.令和3年地価公示(令和3年3月公表)によれば、令和2年1月以降の1年間の地価の変動を見ると、全国平均の用途別では、住宅地、商業地及び工業地のいずれの用途も下落に転じた。
2・・・誤り
令和2年の地価公示は、全用途平均、住宅地と商業地は下落、工業地は連続して上昇しています。
3.令和3年版土地白書(令和3年6月公表)によれば、令和元年における我が国の国土面積は約3,780万haであり、このうち住宅地、工業用地等の宅地は約197万haとなっており、宅地及び農地の合計面積は、森林の面積を超えている。
3・・・誤り
国土面積に占める割合は、森林が最も多く、次いで農地、宅地、水面・河川・水路、原野の順で多くなっています。日本の国土面積が約3,780万haという記述は適切です。
4.建築着工統計(令和3年1月公表)によれば、令和2年1月から令和2年12月までのマンション着工戸数は、「三大都市圏計」及び「その他の地域」のいずれにおいても前年を下回っている。
4・・・正しい
令和2年のマンション着工戸数は、三大都市圏計が6.3%減少、その他の地域が17.3%減少といずれも減少しています。よって、正しいです。
令和3年(2021年)12月試験分:宅建試験・過去問
内容 | |
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問1 | 自力救済(判決文) |
問2 | 相隣関係 |
問3 | 成年被後見人 |
問4 | 売買契約 |
問5 | 代理 |
問6 | 物権変動 |
問7 | 相続 |
問8 | 民法総合 |
問9 | 売買契約・賃貸借契約 |
問10 | 抵当権 |
問11 | 借地権 |
問12 | 借家権 |
問13 | 区分所有法 |
問14 | 不動産登記法 |
問15 | 都市計画法 |
問16 | 都市計画法(開発許可) |
問17 | 建築基準法 |
問18 | 建築基準法 |
問19 | 宅地造成等規制法 |
問20 | 土地区画整理法 |
問21 | 農地法 |
問22 | 国土利用計画法 |
問23 | 登録免許税 |
問24 | 固定資産税 |
問25 | 地価公示法 |
問26 | 契約書面(37条書面) |
問27 | 8種制限 |
問28 | 監督処分・罰則 |
問29 | 免許 |
問30 | 広告 |
問31 | 報酬 |
問32 | 保証協会 |
問33 | 媒介契約 |
問34 | 宅地・建物の定義 |
問35 | 重要事項説明書(35条書面) |
問36 | 免許 |
問37 | 宅建士 |
問38 | 業務上の規制 |
問39 | 保証協会 |
問40 | 契約書面(37条書面) |
問41 | 宅建士 |
問42 | 契約書面(37条書面) |
問43 | クーリングオフ |
問44 | 重要事項説明書(35条書面) |
問45 | 住宅瑕疵担保履行法 |
問46 | 住宅金融支援機構 |
問47 | 不当景品類及び不当表示防止法 |
問48 | 統計 |
問49 | 土地 |
問50 | 建物 |