土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.台地、段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多く、地盤も安定している。
2.台地を刻む谷や台地上の池沼を埋め立てた所では、地盤の液状化が発生し得る。
3.台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されているが、自然災害に対して安全度の低い所である。
4.旧河道や低湿地、海浜の埋立地では、地震による地盤の液状化対策が必要である。
【答え:3】
1.台地、段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多く、地盤も安定している。
1・・・適当
台地、段丘は、農地として利用されることも多いし、また地盤も安定しているため、建物を建てて都市的な土地利用も多いです。
2.台地を刻む谷や台地上の池沼を埋め立てた所では、地盤の液状化が発生し得る。
2・・・適当
「台地を刻む谷」や「台地上の池沼を埋め立てた所」は地盤下に多くの水分を含んでいます。そのため、地震が発生した場合に、地盤が液体状することがあります(液状化現象)。 よって、本問は適当です。
3.台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されているが、自然災害に対して安全度の低い所である。
3・・・最も不適当
台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されており、また、自然災害に対して安全度の「高い所」です。 本肢は「安全度の低い所」となっているので誤りです。
4.旧河道や低湿地、海浜の埋立地では、地震による地盤の液状化対策が必要である。
4・・・適当
「旧河道」や「低湿地」、「海浜の埋立地」は選択肢2同様、地盤下に多くの水分を含んでいます。そのため、地震が発生した場合に、地盤が液体状することがあります(液状化現象)。 よって、地震による地盤の液状化対策が必要です。
令和元年(平成31年)度(2019年)宅建試験・過去問
- 問1
- 対抗関係
- 問2
- 意思表示
- 問3
- 契約不適合責任
- 問4
- 不法行為
- 問5
- 代理(判決文)
- 問6
- 相続
- 問7
- 弁済
- 問8
- 請負
- 問9
- 時効
- 問10
- 抵当権
- 問11
- 借地権
- 問12
- 借家権
- 問13
- 区分所有法
- 問14
- 不動産登記法
- 問15
- 都市計画法
- 問16
- 都市計画法(開発許可)
- 問17
- 建築基準法
- 問18
- 建築基準法
- 問19
- 宅地造成等規制法
- 問20
- 土地区画整理法
- 問21
- 農地法
- 問22
- 国土利用計画法
- 問23
- 所得税
- 問24
- 固定資産税
- 問25
- 地価公示法
- 問26
- 免許
- 問27
- 8種制限
- 問28
- 重要事項説明書(35条書面)
- 問29
- 監督処分・罰則
- 問30
- 広告規制
- 問31
- 媒介契約
- 問32
- 報酬計算(空き家等の特例)
- 問33
- 保証協会
- 問34
- 37条書面
- 問35
- 業務上の規制
- 問36
- 37条書面
- 問37
- 手付金等の保全措置
- 問38
- クーリング・オフ
- 問39
- 重要事項説明書(35条書面)
- 問40
- 業務上の規制
- 問41
- 重要事項説明書(35条書面)
- 問42
- 宅地の定義
- 問43
- 免許の基準
- 問44
- 宅建士
- 問45
- 住宅瑕疵担保履行法
- 問46
- 住宅金融支援機構
- 問47
- 不当景品類及び不当表示防止法
- 問48
- 統計(省略)
- 問49
- 土地
- 問50
- 建物