固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.固定資産税を既に全納した者が、年度の途中において土地の譲渡を行った場合には、その譲渡後の月数に応じて税額の還付を受けることができる。
2.固定資産税の税率は、1.7%を超えることができない。
3.固定資産税の納期は、4月、7月、12月及び2月中において、当該市町村の条例で定めることとされているが、特別の事情がある場合においては、これと異なる納期を定めることができる。
4.200㎡以下の住宅用地に対して課する固定資産税の課税標準は、課税標準となるべき価格の2分の1の額とする特例措置が講じられている。
【答え:3】
1・・・誤り
固定資産税の納税義務者は、その年の1月1日時点で固定資産課税台帳に所有者として登録されている人です。
年の途中で固定資産を譲渡しても税額の還付は受けられません。
※実務上は、日割り計算をして清算をする場合が多いです。
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2・・・誤り
固定資産税の「標準税率は1.4%」ですが、市町村は条例で、1.4%以外で定めることも可能です。
そして、1.7%を超えることもできます。
3・・・正しい
固定資産税の納期は、原則として、4月、7月、12月、2月中において市町村の条例で定めます。
例外として、特別の事情があるときには、上記とは異なる納期で定めることができます。
(令和2年度の東京都の納期は、6月、9月、12月、3月となっております。)
4・・・誤り
固定資産税について、住宅用地のうち200㎡以下の部分は課税標準が6分の1となり、200㎡超の部分は課税標準を3分の1となります。
本肢は「2分の1」としているので誤りです。正しくは、「6分の1」です。
令和2年(2020年)12月試験分:宅建試験・過去問
- 問1
- 不法行為
- 問2
- 代理
- 問3
- 親族
- 問4
- 債務不履行
- 問5
- 時効
- 問6
- 転貸借
- 問7
- 売買契約
- 問8
- 相続
- 問9
- 地役権
- 問10
- 共有
- 問11
- 借地権
- 問12
- 借家権
- 問13
- 区分所有法
- 問14
- 不動産登記法
- 問15
- 都市計画法
- 問16
- 都市計画法(開発許可)
- 問17
- 建築基準法
- 問18
- 建築基準法
- 問19
- 宅地造成等規制法
- 問20
- 土地区画整理法
- 問21
- 農地法
- 問22
- 国土利用計画法
- 問23
- 登録免許税
- 問24
- 固定資産税
- 問25
- 地価公示法
- 問26
- 業務上の規制
- 問27
- 広告
- 問28
- 媒介契約
- 問29
- 業務上の規制
- 問30
- 保証協会
- 問31
- 免許
- 問32
- 35条書面
- 問33
- 営業保証金
- 問34
- 報酬
- 問35
- 37条書面
- 問36
- 業務上の規制
- 問37
- 37条書面
- 問38
- 宅建士
- 問39
- クーリングオフ
- 問40
- 業務上の規制
- 問41
- 業務上の規制
- 問42
- 35条書面
- 問43
- 宅建士
- 問44
- 宅地の定義
- 問45
- 住宅瑕疵担保履行法
- 問46
- 住宅金融支援機構
- 問47
- 不当景品類及び不当表示防止法
- 問48
- 統計
- 問49
- 土地
- 問50
- 建物