次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.平成28年地価公示(平成28年3月公表)によれば、平成27年1月以降の1年間の地価は、全国平均では、住宅地はわずかに下落しているものの下落幅は縮小しており、全用途平均では昨年までの下落から上昇に転じた。
2.平成28年版土地白書(平成28年5月公表)によれば、平成26年の住宅地、工業用地等の宅地は、全国で約193万ヘクタールあり、近年、減少傾向にある。
3.建築着工統計(平成28年1月公表)によれば、分譲住宅の着工戸数は、消費税増税の影響を受け、マンション、一戸建住宅ともに平成26年から2年連続で前年に比べ減少している。
4.平成27年度国土交通白書(平成28年6月公表)によれば、平成27年3月末時点の宅地建物取引業者数は122,685業者となっており、前年3月末時点に比べ減少した。
【答え:1】
1・・・正しい
平成27年1月以降の1年間の地価は、全国平均では、全用途平均で8年ぶりに上昇に移行しました。
用途別に見ると、住宅地はわずかな下落だが下落率は低下しており、商業地は8年ぶりに上昇に移行しています。
2・・・誤り
本肢は、「減少傾向」という記述が誤りです。
正しくは「増加傾向」です。
平成25年の住宅地、工業用地等の宅地は、全国では約192万haで、平成26年は約193万haです。つまり、増加傾向です。
3・・・誤り
本肢は、マンションについて「前年に比べ減少」と言う記述が誤りです。
正しくは「前年に比べ増加」です。
分譲住宅の着工戸数は、マンションは前年比 4.7%増(昨年の減少から再びの増加)で、一戸建住宅は前年比1.4%減(2年連続の減少)です。
4・・・誤り
本肢は、「前年3月末時点に比べ減少」と言う記述が誤りです。
正しくは「増加」です。
平成27年3月末時点の宅地建物取引業者数は122,685業者となっており、9年ぶりに増加に転じた。
平成28年度(2016年)宅建試験・過去問
- 問1
- 民法の条文
- 問2
- 制限行為能力者
- 問3
- 意思表示・対抗関係
- 問4
- 抵当権
- 問5
- 債権譲渡
- 問6
- 契約不適合責任
- 問7
- 賃貸借・使用者責任
- 問8
- 転貸借
- 問9
- 判決文
- 問10
- 相続
- 問11
- 借地権
- 問12
- 借家権
- 問13
- 区分所有法
- 問14
- 不動産登記法
- 問15
- 国土利用計画法
- 問16
- 都市計画法
- 問17
- 都市計画法
- 問18
- 建築基準法
- 問19
- 建築基準法
- 問20
- 宅地造成等規制法
- 問21
- 土地区画整理法
- 問22
- 農地法
- 問23
- 印紙税
- 問24
- 不動産取得税
- 問25
- 不動産鑑定評価基準
- 問26
- 監督処分
- 問27
- 媒介契約
- 問28
- 8種制限
- 問29
- 業務上の規制
- 問30
- 重要事項説明・37条書面
- 問31
- 保証協会
- 問32
- 広告の規制
- 問33
- 報酬
- 問34
- 業務上の規制
- 問35
- 免許
- 問36
- 重要事項説明
- 問37
- 免許の基準・免許換え
- 問38
- 宅地建物取引士
- 問39
- 35条書面・37条書面
- 問40
- 営業保証金
- 問41
- 業務上の規制
- 問42
- 37条書面
- 問43
- 8種制限
- 問44
- クーリングオフ
- 問45
- 住宅瑕疵担保履行法
- 問46
- 住宅金融支援機構
- 問47
- 不当景品類及び不当表示防止法
- 問48
- 統計
- 問49
- 土地
- 問50
- 建物