建築物の構造と材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのひび割れは、鉄筋の腐食に関係する。
2 モルタルは、一般に水、セメント及び砂利を練り混ぜたものである。
3 骨材とは、砂と砂利をいい、砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼んでいる。
4 コンクリートは、水、セメント、砂及び砂利を混練したものである。
【答え:2】
鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのひび割れは、鉄筋の腐食に関係する。
1・・・適当
鉄筋コンクリートは、鉄筋の周りをコンクリートで固めたものです。
つまり、コンクリートがひび割れを起こすと、そこから雨水が入り込み鉄筋が腐食するわけです。
モルタルは、一般に水、セメント及び砂利を練り混ぜたものである。
2・・・不適当
モルタル=セメント+砂+水
本肢は「砂利」となっているので誤りです。
骨材とは、砂と砂利をいい、砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼んでいる。
3・・・適当
骨材については
砂のように細かいものを「細骨材」
砂利のように粗いものを「粗骨材」
といいます。
コンクリートは、水、セメント、砂及び砂利を混練したものである。
4・・・適当
コンクリート=セメント+砂+砂利+水
※砂利は砂よりも大きい
平成26年(2014年)宅建試験過去問集
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