宅建試験3か月前(7月中旬)からの勉強法

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宅建試験3か月前(7月中旬)から試験日までの間で、考えるべきことは下記2つです。

  • 何を使って勉強するか?(使用する教材)
  • どのような勉強するか?(勉強のやり方)

そして、宅建試験3か月前(7月中旬)から試験日までの間を、2つの期間に分けて考えます。

  • 宅建試験3か月前~1か月前(7月中旬から9月下旬まで)
  • 宅建試験1か月前~試験日(試験直前期)

宅建試験3か月前~1か月前

使用する教材

7月中旬以降になると、宅建の模試も書店等で販売され始めます。
試験対策として、50問を2時間で解けるようにするために、時間を測って模試に取り組みましょう。
また、これまで過去問で勉強されている方がほとんどだと思いますが、過去問は何度も復習しているので40点以上取れるようになります。
一方で、模試は、始めて見る問題なので、過去問のように40点以上といった思った点数を取ることも難しくなります。
そのため、現時点での実力を確認するためにも模試を使って勉強するのがよいでしょう。
この時点で、弱点が分かれば、まだ試験日まで時間があるので、対応できます。

宅建勉強法(勉強のやり方)

7月中旬から9月下旬までは、まだ時間はあります。そのため、勉強の仕方は、「理解学習」がよいでしょう。
理解学習とは、「理解すべき部分は理解して、丸暗記でよい部分は丸暗記をしていく」という勉強法です。
丸暗記をするには、時期が早すぎます。丸暗記をしたところで、試験日には忘れています。これでは、勉強した意味がなくなります。もちろん、全く意味がないわけではありません。丸暗記をした一部は覚えていると思いますが、それでも忘れている部分の方が多くなります。
これではもったいないです。
なので、理解学習を実践していく方が効率的かつ効果的です。
理解した部分は、本試験でひっかけ問題や応用問題として出題されても得点できるので、点数の底上げができます。
また、単に丸暗記をしていただけだと忘れてしたかもしれない問題が、理解をしていれば、問題文から答えを導けたりします。
だからこそ、合格点を取ることができるのです。

どれだけ理解部分を増やすことができたかが、合否を分けるので、できるだけ理解すべき部分は理解をしていきましょう!

もちろん、すべてを理解する必要はありません。丸暗記でよい部分は丸暗記していきましょう!
何度も復習して、暗記するのがよいでしょう!

>>効果的な丸暗記法・記憶法

宅建試験1か月前~試験日(試験直前期)

使用する教材

試験直前期は、試験まで時間がないので、できるだけ新しい問題は解かないようにしましょう!

例外的に、解説がしっかりしている模試等であれば、これまで勉強してきた内容を整理することができるので、使ってもよいでしょう!

>>解説がしっかりした模試はこちら

そうでない限り、これまで勉強してきた過去問集や模試を使って勉強をしていく方がよいです。

これまで勉強してきた問題であれば、復習回数も増やせるので記憶しやすくなるからです。

例えば、これまで、4回復習してきた問題があって、それを試験直前期にさらに2回復習できれば、合計して6回復習したことになります。

一方で、新しく問題を解く場合、その問題を直前期に2回復習しても、合計して2回しか復習していません。

このように考えたら、前者の方が頭に残りやすいことが分かると思います。

宅建勉強法(勉強のやり方)

試験直前期は、とにかく覚えることに集中しましょう!
ポイントを覚えていくイメージです。
ポイントとは、テキストや過去問の解説で太文字になっている部分です。
理解学習ではなく、丸暗記学習で行っていくのがよいです。

なぜ理解学習がダメなのかというと、理解学習を行うためには、理解すべき部分を専門書やネット等で調べる必要があるので、1選択肢を勉強するために、20分以上要したりします。
しかも、この時期に理解した部分を頭に定着させるには、復習もしないといけないので、そこまでの時間はないです。

そのため、宅建試験の直前1か月は、丸暗記に専念するということです。

もちろん、上記でもお伝えした通り、解説がしっかりした模試で、理解すべき部分も解説に記載れているのであれば、調べる時間もないですし、頭を整理できるので、やる価値はあります。

でも、そうでない市販の模試や予備校の模試であれば、あえて新しい模試を行う必要はありません。

それよりも、これまで勉強してきた問題の復習を行って、復習回数を増やし、できるだけ多くのことを暗記していきましょう!

特に「数字関係」は、理解すべき部分ではないので丸暗記でよいです。

例えば、下記内容です。

———-
「追認することができる時から5年」または「契約した時から20年」経過すると時効によって取消権が消滅し、取消しができなくなる
———-

この「5年」や「20年」は丸暗記で問題ありません。

また、下記内容の「3年」や「300万円」も丸暗記で良いです。

———-
不正手段により宅建業の免許を取得した者は、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金または併科に処せられる
———-

トイレのドア等に貼って、何度も見れる状況にしておくと、効率的に覚えることができます!

参考にしてみてください!

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