宅建のための効果的な暗記法・記憶法11選

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記憶力は、人によって差があるものの、勉強ができる方も、勉強が苦手な方も記憶力の差に大きな違いはありません。
それにも関わらず、知識量が多い人と少ない人の違いは何なのか?
これは、暗記法や記憶法を実践しているかどうかの違いです。
宅建試験は、頭に入れるべきポイントが非常にたくさんあります。理解すべき部分は理解した方がよいですが、暗記すべき部分も一定量あります。
そのため暗記すべき部分は、効果的な暗記法や記憶法を使って勉強していくと効率的に頭に入るはずです。

【宅建暗記法】数字は横断的に覚えていく

例えば、宅建試験で出題されるポイント部分で「2週間」が含まれるものは思い出せますか?

・宅地建物取引士の不足分の補充期間(宅建業者は、事務所等に法定人数の専任取引士が在籍にしなくなった場合、2週間以内に、法定人数を満たす専任取引士を選任しなければならない)
・営業保証金の不足額の供託(宅建業者は、営業保証金が還付されたため、営業保証金に不足が生じたときは、2週間以内にその不足額を供託しなければならない。
さらに、上記営業保証金を供託したときは、供託した日から2週間以内に、その旨をその免許を受けた国土交通大臣又は都道府県知事に届け出なければならない。)
・契約時に元本確定日を定めなかった場合の(根)抵当権設定者からの請求による元本確定(根抵当権設定者は根抵当権設定日から3年を経過すれば、元本の確定を請求できる。その請求のときから2週間後に元本が確定する。)
・都市計画決定の手続きにおける原案の縦覧期間(都市計画の原案は、公告の日から2週間、公衆の縦覧に供する。)

まだまだたくさんありますが、上記だけでも、「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」という3つの科目を横断して勉強をしたことになります。

この2週間という数字に深い意味はありません。そのため、理由を考える意味もないので、そのまま覚えてしまうのがよいです。

その覚え方として、上記のように、数字ごとに覚えていくと、これまでの勉強法とは異なるので、脳を刺激します。結果として、普通にテキストや過去問で覚えるだけのときよりも、記憶しやすくなります。

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sah3>【宅建暗記法】イメージしながら覚えていく

例えば、宅建業法の中に「供託所」という言葉が出てきます。実際に供託所に行ったことがある方はイメージできると思いますが、供託所に行ったことがない方にとってはなかなかどういったことろかイメージしにくいと思います。
イメージしにくい部分は記憶に残りにくいです。そのため、できる限りイメージすることが暗記するためには、重要になります。

では、「供託所」はどのようにイメージするか?

供託所は、国の機関の一つで法務局と呼ばれるところにあります。これでもなかなかイメージできないですよね?そういう場合は、さらに分かりやすく、「役所の一種」とイメージしましょう。少し細かいことを言えば、「お金を預かってくれる役所」というイメージです。

実際に、宅建業法では、「宅建業を営む場合、事前に、供託所に営業保証金を供託しなければならない(保証協会への加入でもよいですが)」としています。

つまり、宅建業を営む場合、事前に、役所に営業保証金を預けなければならない(供託しなければならない)ということです。

ここまでイメージできれば、これまでよりも記憶しやすくなるはずです。

【宅建暗記法】具体例を考えながら覚えていく

上記「宅建業を営む場合、事前に、供託所に営業保証金を供託しなければならない」というルールについて、単に上記のようにイメージするだけでもよいですが、さらに具体例も考えて勉強すると、さらに記憶しやすくなります。

例えば、あなたが実際に宅建業者(不動産会社)を設立して、宅建業を営もうとしている場合を考えます。

この場合、あなたは、宅建業を開始する前に、役所に対して営業保証金を預けにいかないと行けません。具体的には、現金1000万円等を預けに行きます。

このような具体例も併せてイメージしながら勉強をしていくと、記憶力アップにつながります。

さらに、あなた自身の自宅周辺で、供託所はどこにあるのだろう?と調べてみるのも一つです。
ネットで「仙台 供託所」といった感じで調べると「仙台法務局 管轄のご案内(供託) – 法務省」というページがトップに出ていました。
これを見れば、ここにあるのか!と具体的に分かると思います。実際に、時間があるときに見に行ってもよいでしょう!

【宅建暗記法】ストーリーを考えながら覚えていく

例えば、営業保証金を還付請求については、一つの流れがあります。
これを一つ一つ覚えるのではなく、一つの流れ(ストーリ)として頭に入れていくのが効果的です。

・宅建業者Aが売主となって、買主Bと土地の売買契約を締結し、手付金100万円を受領した。
・契約締結した後に、クーリングオフを行い、適法に売買契約を解除をした。
・解除したにも関わらず、宅建業者Aは、買主Bに100万円を返還しなかった。
・その後、買主Bは、「宅建業者Aが供託した供託所」に対して、返還されていない100万円を取り戻すために、還付請求を行った。
・供託所が、還付請求を認めて、100万円を買主Bに還付した。

その後も、ストーリーは続くのですが、長くなるので、省略します。
この辺りはテキスト等で確認してみてください!

>>営業保証金の還付の流れ

上記具体例は、「イメージ」「具体例」「ストーリー」の3つの暗記術を同時に使っています。

このように、暗記術を併用するとさらに暗記の効果が高まるので、使ってみてください!

【宅建暗記法】理由を考えながら覚えていく

なぜ、そのようなルール(法律)になっているかを考えながら勉強することも、記憶力アップのための効果的な方法です。

これは、理解学習にもつながる暗記法です。

例えば、権利関係の民法の中に「代理権の消滅事由」という部分があります。宅建の参考書をお持ちでしたら、参考書でこの部分を確認しながら見ていただくとよりイメージしやすくなると思います。

ここの一つのポイントして、

「法定代理において、本人が破産したとしても、代理権は消滅しない」というルールになっています。

なぜ、このようなルールになっているのか?

法定代理の具体例としては、未成年者(子)と親の関係です。

「未成年者(子)が本人」で、「親が法定代理人」です。
ここで、未成年者(子)が、17歳で、中卒で仕事もしていたとします。
この未成年者が、多額の借金をしてしまい、破産をしてしまった。
この場合、法定代理人である親の代理権は消滅するのかを考えます。

もし、親の代理権が消滅してしまったら、未成年者(子)を保護する人がいなくなってしまいます。
破産したのであれば、未成年者(子)をより一層保護すべきです。
そのため、「法定代理において、本人が破産したとしても、代理権は消滅しない」というルールにしているわけです。

このように理由まで一緒に頭に入れると、非常に忘れにくくなります。暗記術としては、一番効果の高い方法です。

上記は、「理由」だけでなく「具体例」や「イメージ」といった記憶方法も使っているので、暗記の効果としては非常に高いです。

【宅建暗記法】復習は絶対条件

ここまでで、色々な暗記方法をお伝えしましたが、それでも1回だけ上記の方法を使っただけでは、絶対に頭に入りません。

暗記するするためには、何度も復習する必要があります。

復習回数は、人によって異なります。
2,3回の復習で記憶できる方もいれば、5回以上の復習が必要な方もいます。

また、ポイントの内容によっても復習回数は異なります。
簡単なポイントであれば、少ない復習回数で頭に残りますが、難しいポイントであれば、何度も復習しないと頭に残りません。

この辺りは、勉強を進めていく中で、判断をしていけばよいでしょう!

【宅建暗記法】書きながら覚えていく

これは、小学生や中学生のときにやっていた方も多いと思います。
例えば、「漢字を書いて覚える」といった方法です。
これを宅建の勉強にも置き換えるイメージです。

例えば、下記ルールを覚える場合を考えます。

—————
「登録を消除」されたり、
「効力を失ったり(有効期限満了)」
「亡失により再交付を受けた後、亡失した宅建士証を発見」したとき
速やかに宅建士証を返納しなければならない(義務)
—————

これを、裏紙などに下記のような内容を何度も書いて覚えるという方法です。

—————
登録消除・取引士証の有効期限満了・宅建士証をなくして、新しい宅建士証を再交付、その後なくした古い宅建士証を発見→速やかに、宅建士証を返納しなければならない
—————

ただ、これは非常に時間がかかります。
私は、宅建の勉強では、この「書いて覚える」暗記術は、おススメしていません。
「書いて覚える」よりも「読んで覚える・声を出して覚える」方が時間効率がよいので、こちらをおススメします。

【宅建暗記法】音読をして覚えていく

「読んで覚える・声を出して覚える」とは、音読をするということです。

実際に声に出すことで、視覚情報だけでなく聴覚情報も得られて、より記憶に残りやすくなります。
自宅で学習するときは積極的に声を出して暗記するようにしましょう。
もし、ファミレス等、周りに人がいる状況だと、あまり大きな声で音読するのは恥ずかしいと思うので、その場合は、小声でも大丈夫です。声でも十分に効果があります。

【宅建暗記法】身体を動かしながら覚えていく

これは、勉強法の漫画でも有名な「ドラゴン桜」でも紹介されている暗記法の一つです。

ドラゴン桜では、校庭を歩きながら、かつ、ポイントを音読しながら暗記をしていました。

歩道を歩きながら行うのは、危険ですし、近くの公園で、1人で歩きながら音読するのも恥ずかしいでしょう。
そのため、例えば、自宅でスクワットやストレッチを市ながら暗記するのがおすすめです。

軽い運動をすることで、リラックス効果が得られ、脳が活性化されるため、暗記の効果も高まります。

【宅建暗記法】人に伝えて覚えていく

覚えたことを人に伝えるためには、覚えたことを自分の言葉に置き換える必要があります。
そのため、暗記した内容を頭で整理することもできるため、記憶の定着にいい影響を与えます。

また、他人に話をすることで自分の理解度が把握できるようになり、どれだけ記憶に定着したのかわかるようになります。

一人暮らしで、周りに人がいないときは、この方法は使えないですが、ご家族の方と一緒に暮らしている方は、ご家族の方に「覚えた内容を整理したいから、覚えたポイントを聞いてくれない?」と頼んで、付き合ってもらうのもよいでしょう。

【宅建暗記法】色ペンを使う

これは定番で、多くの方が行っている内容だと思います。

私は、「黄色とオレンジの蛍光マーカー」と「赤ボールペンと青ボールペン」を使って勉強をしていました。

始めて勉強するときは、テキストや過去問の解説には、一切、線を引きません。

線を引き始めるのは、2周目以降です。
その理由は、始めは、ほとんど頭に入っていないので、この時点で線を引くと、線だらけになって、結局、どこがポイントか分からなくなるからです。

ある程度、頭に入った後に、それでも頭に入っていない部分に限って線を引いていきます。

1回目は、黄色の蛍光マーカー
その後の復習で頭に入っていない部分は、黄色の蛍光マーカーの上から、オレンジの蛍光マーカーを重ね塗りをします(色はピンク色っぽくになります)。
さらにその後の復習でも頭に入っていない部分は、「赤のボールペンで下線」を引きます。
さらにその後の復習で頭に入っていない部分は、追加で「青のボールペンで下線」を引きます(赤と青の二重線になる)。

これによって、頭に入りやすい部分と入りにくい部分が明確になります。

「黄色の蛍光マーカー」だけであれば、比較的頭に入りやすい部分です。
一方、「青ボールペン」まで引かれている部分は、頭に入りにくい部分です。

青ボールペンまで引かれた部分が現状、頭に入っていない可能性が高いので、ここに集中して復習するといった感じで、ピンポイントでの復習ができるので、効果的な復習ができます。

結果として、暗記するための時間効率もよくなります。

ペンを使うと暗記がしやすくなります。覚えたい単語は赤色、重要な文章は黄色といった使い分けをすることで、記憶に残りやすくなるでしょう。

ただし、テキストに直接多くの種類の色ペンを使ってしまうと重要な箇所なのかわかりにくくなってしまうので、色ペンの使い過ぎには注意が必要です。

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