宅地建物取引士資格試験の「錯誤 (要素の錯誤、動機の錯誤)」を解説

宅建合格のために必要な「錯誤 (要素の錯誤、動機の錯誤)」の学習すべき点は?

錯誤(要素の錯誤、動機の錯誤)

錯誤とは、簡単にいえば、「勘違い」や「間違い」のことです。
そして、錯誤は原則、無効です。

この勘違いをどのように考えるか?
民法で、錯誤と見なされるためには以下の2つの要件を満たさないといけないと言っています。

  1. 法律行為の要素に錯誤 があること
    「要素」とは、その錯誤がなければ、その意思表示はなかっただろうと考えられるほど重要な部分のことである
  2. 表意者に 重過失がないこと
    重過失とは、通常一般人に期待される注意を著しく欠いていたことをいう。

錯誤を主張するには、この2点を満たす必要があります。


要素の錯誤とは

要素の錯誤は2つに分けられます。

  1. 動機の錯誤
      意思と表示は一致しているが、そもそもの動機で勘違いしている場合。
    ⇒ 相手方に動機を、明示するか黙示の意思表示がないと錯誤とならない
  2. 表示の錯誤
      意思と表示が不一致

意思表示するまでの流れをまずご覧ください。
意思表示をするまで3つの段階があります。


① Bさんの空き地に新築を建てたい ・・・ (動機)
② Bさんの空き地を買おうと思う ・・・(内心的な意思)
③ 「Bさんの空き地をを買いたい」と言う ・・・ (表示)

動機の錯誤の例を示します。
例えば、Aさんが結婚して、新築戸建てを立てるための土地を探していたとします。
買おうとした土地に産業廃棄物が埋まっていて、別途処理費が数百万円かかることが分かった場合、土地を買いたいと思って、意思表示はした(内心的な意思と表示は一致している)が、産業廃棄物が埋まっている土地をしっていたら、買おうと思わなかったわけなので、動機の部分で産業廃棄物はないと勘違いしていたわけですね。これが、動機の錯誤です。
この場合、 相手方に動機を、明示するか黙示の意思表示がないと錯誤となりません

表示の錯誤の例を示します。
例えば、Aさんが結婚して、新築戸建てを立てるための土地を探していたとします。
100㎡の土地を買おうと思っていた契約書にサインをしたところ、間違って、1000㎡の土地の売買契約書にサインをしてしまった場合です。内心的な意思と表示が不一致ということです。

明示と黙示

明示とは相手方に言葉や書面などではっきり伝えることです。
黙示とは暗黙のうちに意思や考えを表すこと
宅建では、このあたりまで理解していれば十分です。

  • 錯誤無効である。
  • 錯誤を主張するためには、「要素に錯誤がある」ことと「表意者に重大な錯誤がない」ことが条件である。
  • 要素の錯誤には、「動機の錯誤」と「表示の錯誤」があり、動機の錯誤は、その動機を明示するか黙示の表示がなければ錯誤無効を主張できない
宅建メルマガ

最重要! 無料メルマガ

宅建試験に合格したい方必見!
平日3問、合格するために必要な過去問を無料でお送りします!!

過去問対策の為にご活用ください!

■LINEで受信したい方は下記「友達追加」もしくは「QRコード」から行えます!

友だち追加

■メールで受信したい方は下記フォームからご登録ください!
※携帯のアドレスだと届かない可能性があります。

↓苗字のみ↓
↓メールアドレス↓

宅建合格するための重要な4つのこと


チャンネル登録はこちら



宅建とは?


その勉強の仕方 大丈夫?


独学・通信・通学どれがベスト?


通信講座の無料テキスト


過去問の解説集!


宅地建物取引士について