忙しい方必見!細切れ時間の活用が宅建勉強法の鍵

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1日の目標(ノルマ)を立てたら、次は、その目標を達成するために、勉強する必要があります。

しかし、忙しい方は、なかなかまとまった勉強時間を取ることができません。

そのために、5分の隙間時間を見つけて、1問でも勉強する習慣を付けましょう!

細切れ時間の効果

心理学の用語で「冒頭効果」「最新効果」という言葉があります。

「冒頭効果」とは、勉強を開始した直後(冒頭)は記憶に定着しやすいということです。

「最新効果」とは、勉強が終わる間際は記憶に定着しやすいということです。

つまり、1時間勉強した場合、「始めの10分位」と「最後の10分位」に勉強したことは記憶に残りやすいのですが、その間の40分間は記憶に残りにくいということです。

これだと、勉強時間に対する効果が小さくなり、勉強効率が悪いです。

一方、細切れ時間の10分だけ勉強することを考えれば、
「冒頭効果」「最新効果」もどちらも得ることができるので、記憶に残りやすく、勉強効率も非常によいです。

また、短い時間の方が集中できるので、それも記憶の定着によいですし、モチベーションの維持もしやすいので、この点もメリットと言えます。

意識しないと勉強時間は作れない

誰でも5分や10分であれば、スキマ時間で、1問、2問勉強することはできます。
しかし、多くの方が、「忙しくて勉強ができなかった」と言い訳をします。

そうならないために、「朝食前に1問だけ解いてから、朝食を取ろう!」「通勤電車に乗る前に1問だけ解こう!」「昼休みは2問解こう!」「帰りの電車の中では、テキストを3ページ読もう」という風に、意識して勉強時間を作る必要があります。

習慣は少しずつ変えていくこと

習慣を大幅に変えようとしても、難しいです。少しずつ変えていくことをおススメします。
つまり、上記内容すべてを1日で行うのは難しいということです。
そのため、まずは、「朝食前に1問だけ解く習慣」を付けることにして、1週間続けてみましょう!
もし、1週間行うことができたら、次の「通勤電車に乗る前に1問だけ解く習慣」を付けていきましょう。

もし、やってみて、自分に合わないな、と思ったら、別の時間帯に細切れ時間を見つけて、その時間帯に行ってみましょう!
朝が苦手な方は、夜勉強するのもよいですし、朝が得意な方は、朝勉強する方がよいです。

スキマ時間は暗記物を行う

スキマ時間は、言葉の通り「短い時間」です。そのため、色々考える必要がある問題には向きません。
宅建業法や法令上の制限、税その他といった、考えることが少なく、覚えるだけで点数が取れる問題に絞って行うのがよいです。
権利関係で、登場人物が3人以上いる場合だと、問題文を理解するまでに相当時間がかかり、隙間時間内に1問も解けずに終わってしまう可能性があります。
これだと、隙間時間の勉強の意味がないので、簡単な問題を使って、ポイントを淡々と覚えていく勉強がよいでしょう。

塵も積もれば山となる

例えば、毎日、細切れ時間を使って「朝2問」「夜2問」の合計4問しか出来なかったとしても、1か月で120問、半年で720問できます。
このように考えたら、1日4問でも、試験日までに相当量勉強できることが分かると思います。

そのため、細切れ時間を見つけて、毎日コツコツ勉強をしていきましょう!

細切れ時間で勉強した内容を、さらに頭に定着させるための方法として「要約勉強法」があります。

これは、細切れ時間では出来ないですが、20分以上勉強時間を取れるのであれば、これも併せて行うがよいでしょう!

>>要約勉強法

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