宅建の予備校や通信講座において「先生の授業や動画学習」が非効率な3つの理由

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あなたは先生の授業を聞いたり、動画・web講義で勉強したりするのは好きですか?
最近では、YouTubeでも無料で宅建の解説動画を見れたりするので、予備校や通信講座に通わなくても勉強ができ、便利です。
YouTubeであれば、学校に通わなくてもよいので、どこでも講義を聞けます。
しかも、家事をしながら、聞き流しをしたりもできます。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。
実は、動画学習は非常に非効率なのです。勉強時間を使っている割には、頭に入っていない場合が多いです。
これは、予備校や通信講座の先生の授業でも同じことが言えます。
それはなぜか?

授業・動画講義が非効率な学習となる理由1:受動的な勉強だから

単に、「スクールや予備校の先生の講義を聞くだけ」「YouTubeや通信講座の動画講義を見るだけ」というのが受動的学習です。
実際、先生の講義を聞いたり、動画講義を見たりすると、分かったつもりにはなります。
でも、実際は、頭に入っていない場合が多いです。
実際、講義を行った後に、演習問題を解いてみたら、分かると思います。解けない問題が多々あるはずです。

これはインプットが悪いと行っているのではありません。

分からない部分があって、その情報を知りたいから動画を見ているというのであれば、先生の授業や動画講義の意味はあります。
なぜなら、これは「能動的学習」だからです。

でも、多くの方がそのような使い方をしておらず、とりあえず「先生の授業を聞く」「動画を見る」という学習になっているので
非効率になっているのです。

もし、「先生の授業を聞くのであれば」また「動画講義・web講義を見るのであれば」、知りたい情報が何かを明確にした上で、先生の授業を聞いたり、動画講義やweb講義を見るようにしましょう!

でも、それでも非効率な部分があるんです。
それが次の内容です。

授業・動画講義が非効率な学習となる理由2:時間がかかる

例えば、「権利関係の意思表示の詐欺」の部分を勉強するとします。

テキストや参考書で勉強する場合、おそらく、5分程度で読み終えることができます。
一方、先生の講義だったり、動画講義やweb講義の場合、15分以上かかります。

これだけで3倍(10分)の時間ロスになっています。

この部分だけであれば、10分の時間ロスなので、それほど気にならないかもしれませんが
全分野、同じように動画学習をしていたら、どれほどの時間を無駄にするでしょうか?
考えただけでもゾッとします。

つまり、ここから分かることは、先生の講義や動画学習、web学習を中心とした勉強は避けた方がよいということです。

先生の講義や動画学習は、勉強していても楽です。
その気持ちは分かります。
でも、楽して高い効果は得られません。

多少辛くても、テキストや参考書で文字で勉強していく方が効果的です。

こちらの方が、自分で考えながら勉強ができるので「能動的学習」を実践できます。
つまり、短時間で、高い学習効果を得られます。

宅建の受験を何年も繰り返さないためにも、先生の講義や動画学習はほどほどにしましょう。

授業・動画講義が非効率な学習となる理由3:読解力が付かない

これも、非常に大きな弊害といえるでしょう。
先生の授業や動画講義では、法律用語をかみ砕いで解説してくれます。
そのため、内容は分かりやすいです。
結果として、分かった気持ちになります。

でも、本試験の問題文は、分かりやすく書いてくれていません。
法律用語で問題文は出題されます。

日ごろの勉強で、法律用語に触れる学習をしていない人は、本試験の初めて見る問題文を理解できず、合格点を取ることができません。

宅建試験で合格点を取るためには、早い段階から、過去問に触れてくことが重要です。
分からない単語を、テキストやネットで調べて、頭に入れていくことが、読解力を付ける第一歩となります。

ただ、実際に「初めて見る本試験レベルの問題」を理解するためには、問題文の理解の仕方も勉強する必要があるので、この辺りは、過去問を分析して問題文の理解方法を見つけていきましょう。

過去問は5回、10回と復習すれば、問題文自体を覚えてしまうので、問題文を理解できなくても解けるようになります。
しかし、それでは本試験の問題は理解できません。

もし、あなた自身で「問題文の理解の仕方」が分からないようでしたら
レトスの通信講座をご検討ください!

こちらであれば、「問題文の理解の仕方」また「質問内容の確認の仕方」も教えてくれます。

宅建試験は、勉強の仕方を間違えなければ、1回で合格できる資格です。

間違った勉強をしていては、何年も同じ失敗を繰り返します。合格点マイナス1点、2点位で頭打ちになります。

そうならないためにも、正しい勉強法を行っていきましょう!

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