宅地建物取引士資格試験の「弁済の提供(現実、口頭)」を解説

宅建合格のために必要な「弁済の提供(現実、口頭)」の学習すべき点は?

弁済の提供(現実、口頭)

弁済の提供とは、
債務者が自分の債務を履行するために必要な準備をして 債務者に対してその協力を求めることをいいます。

弁済の提供

例えば、
不動産の売買では、 売主は土地を「引き渡す義務」と「所有権移転手続きを行う義務」を負い
一方、買主は「代金を支払う義務」を負います。
ここで、買主が売主に対して、「お金を用意したから受け取ってくれっ」とお金を持参して 売主の家まで行って言った場合、売主がお金を受け取らなくても 買主は弁済を提供したことになるということです。
そして、弁済の提供の方法には2種類あります。

弁済の提供の方法

現実の提供 : 債務に従って、現実に提供すること

持参債務の場合は、債務者は、目的物を準備し、 それを持参して債権者の所に赴く必要があります。 金銭債務は持参債務(持参しなければならない)です。 また弁済は債務の本旨に従ったものでなければなりませんから 一部の提供では弁済の提供にはなりません。

口頭の提供 : 弁済の準備をして受領を催告すること

この口頭の提供ができるのは、
① 債権者が予め受領を拒んでいる場合
② 債務の履行について債権者の行為を要する場合
です。

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