用途制限の覚え方|宅建の用途地域13種類を語呂合わせで攻略

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用途地域と用途制限は、宅建試験の法令上の制限で毎年出題される最重要テーマです。しかし全13種類を丸暗記する必要はありません。この記事では語呂合わせ「境界線」暗記法で、試験に出るポイントだけを効率よく覚える方法を解説します。

【結論】用途制限は「5つの境界線」だけ覚えれば得点できる

宅建試験の用途制限は、「どの用途地域から建築できるか」の境界線を5つ押さえるだけで、ほとんどの問題に対応できます。

  • 住宅が建てられないのは → 工業専用地域のみ
  • カラオケボックス第二種住居地域から建築可能
  • ホテル・旅館第一種住居地域から(3,000㎡以内)
  • 大学・病院第一種中高層住居専用地域から(工業地域・工業専用地域は不可)
  • 映画館・劇場近隣商業地域から建築可能

この5つを軸に、以下の語呂合わせで記憶を定着させましょう。

用途地域13種類の語呂合わせと分類

住居系8種類の覚え方

住居系は制限が厳しい順に並んでおり、「低層→中高層→住居→準→田園」の順で制限が緩くなります。

略称で「1低・2低・1中・2中・1住・2住・準・田」とリズムよく唱えて順番を覚えましょう。ポイントは「第一種→第二種」のペアで捉えること。低層ペア・中高層ペア・住居ペア+準住居+田園と整理すれば、8種類が4グループに収まります。

  • 低層ペア(第一種・第二種低層住居専用地域):低層住宅の環境保護。高さ10mまたは12m制限あり。第二種は150㎡以内の小規模店舗も可
  • 中高層ペア(第一種・第二種中高層住居専用地域):大学・病院も建築可能。第二種は1,500㎡以内の店舗・事務所も可
  • 住居ペア(第一種・第二種住居地域):第一種でホテル可。第二種でカラオケボックスも可
  • 準住居・田園:準住居は道路沿道で自動車関連施設と共存。田園住居地域は2018年新設で農業と調和した低層住居地域

商業系2種類・工業系3種類

商業系は「近隣商業→商業」の2つ。商業地域はほぼ何でも建てられる最も制限が緩い地域です。

工業系は「準工業→工業→工業専用」の3つ。「じゅん・こう・こうせん」の3語で覚えます。工業専用地域だけが住宅を建てられない唯一の地域です。

試験頻出!用途制限の語呂合わせ

5つの境界線を次の語呂で覚えましょう。

  • 「工専だけはイエ(家)がない」 → 住宅が建てられないのは工業専用地域のみ
  • 「カラオケ歌うなら二住から」 → カラオケボックスは第二種住居地域から
  • 「ホテルに泊まるは一住から」 → ホテル・旅館は第一種住居地域から
  • 「大学・病院は一中高から、工業はダメ」 → 第一種中高層住居専用地域から可。ただし工業地域・工業専用地域は不可
  • 「映画を観るなら近商から」 → 映画館・劇場は近隣商業地域から

全ての用途地域で建築可能な建物

試験では「すべての用途地域で建築できるもの」も問われます。公共性の高い小規模施設は全地域で建築可能です。

語呂合わせ:「しん・ほ・じ(診保寺)」

  • 療所
  • 育所
  • 神社・院・教会

これに加えて公衆浴場・交番・老人ホームなども全地域で建築可能です。

斜線制限の語呂合わせ

用途地域と併せて出題される斜線制限は3種類あります。

  • 道路斜線制限:すべての地域で適用 →「道路はどこでも
  • 隣地斜線制限:低層系+田園住居地域は適用なし →「低田は隣地なし」(絶対高さ制限があるため不要)
  • 北側斜線制限:低層系+田園+中高層専用だけに適用 →「北は住居専用だけ

まとめ|語呂合わせで用途制限を得点源に

用途地域は「住居系8・商業系2・工業系3」で分類し、用途制限は段階的に緩くなるイメージで捉えるのが鉄則です。「工専だけはイエがない」「カラオケは二住から」など5つの語呂合わせを繰り返し唱えれば、丸暗記なしで本試験の得点源にできます。斜線制限の「低田は隣地なし」も忘れずにセットで覚えましょう。


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