結論から言えば、宅建は5月から勉強を始めても十分合格できます。2026年度の宅建試験(10月第3日曜日)まで約5ヶ月半。独学でも3ヶ月〜4ヶ月で合格する受験生は毎年一定数おり、GW明けスタートは決して遅すぎるタイミングではありません。
ただし、ダラダラ進めては間に合いません。合格に必要なのは「やるべき範囲を絞り、正しい順番で回す」こと。この記事では、5月開始で最短合格を狙うための具体的な学習スケジュールと科目別の優先順位を解説します。
- 残り約5ヶ月半──1日2時間確保できれば総学習時間は約330時間(合格目安300時間をクリア)
- 7月に試験申込開始──学習と並行して申込手続きを忘れずに
- 宅建+賃管士のダブル受験も視野に入る時期(賃管士は11月試験)
「今から始めて本当に受かるのか?」という不安がある方こそ、まずこのスケジュール通りに動いてみてください。
【2026年版】5月〜10月の月別学習スケジュール
5月スタートから本試験(2026年10月18日)までの約5ヶ月半を、月単位で区切った具体的な学習計画です。各月の目標と学習内容を明確にすることで、迷わず進められます。
5月(GW明け〜31日):基礎インプット期
- 学習科目:宅建業法 → 権利関係(民法)の順に着手
- 目標:宅建業法のテキスト通読+一問一答を1周
- 1日の目安:2時間(テキスト1時間+問題演習1時間)
6月(1日〜30日):インプット完了期
- 学習科目:権利関係の続き+法令上の制限・税その他
- 目標:全科目のテキストを最低1周終わらせる
- ポイント:法令上の制限は暗記項目が多いため、表にまとめながら進める
7月(1日〜31日):過去問演習開始期
- 学習内容:分野別過去問を宅建業法→法令上の制限→権利関係の順に周回
- 目標:分野別過去問1周目を完了し、弱点科目を特定
- 重要:7月上旬に試験申込が開始されます。学習と並行して申込手続きを必ず済ませましょう
8月(1日〜31日):弱点補強・2周目期
- 学習内容:過去問2周目+間違えた問題の集中復習
- 目標:分野別正答率を各科目70%以上に引き上げる
- ポイント:権利関係で深追いしすぎない。難問は捨て、頻出論点に集中する
9月(1日〜30日):年度別演習・実戦期
- 学習内容:年度別過去問(直近5年分)を本番形式で解く
- 目標:2時間×50問の時間配分を体に覚えさせ、模試で35点以上を安定させる
- ポイント:間違えた問題はテキストに戻り、周辺知識ごと確認する
10月(1日〜18日):最終仕上げ期
- 学習内容:統計・法改正の直前対策+苦手分野の最終確認
- 目標:新しい教材には手を出さず、これまでの復習に全振りする
- 試験当日(10月18日):持ち物チェックは前日までに完了。会場には1時間前到着を目標に
この6ヶ月間で最も差がつくのは「7月の過去問切り替えタイミング」です。テキストを完璧にしてから問題演習に入ろうとすると、時間が足りなくなります。6月末までにインプットを一通り終え、7月からは過去問中心の学習に切り替えることが最短合格のカギです。
6月・7月から始めても宅建に合格できる?
宅建に6月から勉強を始める場合
6月スタートでも本試験まで約4ヶ月半あり、1日2〜3時間を確保できれば合格圏内です。ただし5月開始と比べてインプット期間が1ヶ月短いため、宅建業法と法令上の制限を最優先で仕上げ、権利関係は頻出論点に絞る戦略が必須になります。6月中にテキスト通読を終え、7月の試験申込と同時に過去問演習へ移行しましょう。
宅建に7月から勉強を始める場合
7月からでも合格実績はありますが、残り約3ヶ月半のため独学では難易度が上がります。過去問を軸にした「アウトプット先行型」の学習法に切り替え、テキストは辞書的に使うのが現実的です。配点の高い宅建業法(20問)と法令上の制限(8問)で満点近くを狙い、権利関係は正答率50%でも合格ラインに届く計算で進めてください。なお、7月上旬が試験申込の締切時期にあたるため、学習開始と同時に申込手続きを済ませることを最優先にしましょう。





