【問1】代理
Aは、Bの代理人として、B所有の土地についてCと売買契約を締結したが、Aは無権代理人であった。
このことをCが知っていた場合でも、CはAC間の契約を、Bが追認するまでは、取り消すことができる。
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【解答】
×
無権代理人の相手方は、過失の有無を問わず、無権代理について善意であれば、本人の追認のない間は取り消すことができます。
本肢では、Cは無権代理について悪意なので、取消すことはできません。
【問2】営業保証金
宅地建物取引業者は、事業開始後新たに支店を1つ新設した場合には、当該支店のもよりの供託所に営業保証金500万円を供託しなければならない。
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【解答】
×
営業保証金を供託している宅建業者は、
営業保証金を「本店最寄り」の供託所に供託をしなければなりません。
これも、おなじみのヒッカケパターンです!
試験作成者はこういう問題が大好きです!
【問3】都市計画法
高度利用地区は、市街地における土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新とを図るため定められる地区であり、用途地域内において定めることができる。
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【解答】
〇
高度利用地区とは
市街地における土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新とを図るため定められる地区です。
簡単にいえば、空中部分(2階以上の部分)を有効に利用するために小さな建築物をできるだけ建てず、 比較的高い建物を建てていく区域です!大きな駅の駅前とかに、容積率を緩和して大きなビルを建てるイメージです。
そして、高度利用地区は用途地域内に定めることができます!
この「大きな駅の駅前で行うビル建設計画」のイメージがあれば、「高度利用地区は用途地域内に定めることができる」ことは分かるでしょう。
なぜなら駅前は商業ビルが並ぶ「商業地域(用途地域)」が多いからです!