【問1】保証
連帯保証人が債務を承認すると、主たる債務者の債務の時効は更新する。
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【解答】
×
連帯保証人が承認しても、主たる債務者に影響は与えません。(相対効)
つまり、主たる債務者の時効は更新しません。
この点については、下記動画を参考にしてみてください!
【問2】免許の基準
宅地建物取引業者C社の非常勤役員が、刑法第208条の3(凶器準備集合及び結集)の罪により罰金の刑に処せられたとしても、C社の免許は取り消されることはない。
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【解答】
×
まず、非常勤役員も役員です。
■役員とは
・役員(非常勤役員も含む)
・取締役(代表取締役も含む)
・執行役
・取締役と同等以上の支配力を有する「顧問」や「相談役」
①欠格者は誰か?
凶器準備集合及び結集の罪+罰金刑となった非常勤役員
が欠格者です!
②法人なので、「法人自身」「役員」「政令使用人」に欠格者がいれば、欠格となる。
今回は役員に欠格者がいるから、C社は欠格となり、免許取消しを受けます。
【問3】都市計画法
高度利用地区とは、用途地域内において市街地の環境を維持し、又は土地利用の増進を図るため、建築物の高さの最高限度又は最低限度(準都市計画区域内にあつては建築物の高さの最高限度。)を定める地区をいう。
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【解答】
×
高度利用地区では「高さ」を定めません。
高度利用地区は、容積率の最高限度又は最低限度を定める地区です。
ちなみに、高度利用地区は、現状、道路整備等が進んでいなくて、
また、用途地域の指定によって高層の建物が建てられない地域だけど、
これから発展させていこうという場合に、
高度利用地区を指定して、道路を整備し、
巨大で高層なビル群をつくって、街を活性化させていくための地区です。
このくらいのイメージを持っておくといいですね!