景品表示法(問47)宅建試験の重要ポイントと頻出論点まとめ

宅建試験の問47で毎年1問出題される景品表示法は、正式名称「不当景品類及び不当表示防止法」に基づく「不動産の表示に関する公正競争規約」から出題されます。5点免除科目のため登録講習修了者は学習不要ですが、独学の方はここで確実に1点取りましょう。

この記事では、過去問の出題傾向から頻出論点を5つに厳選し、暗記すべき数字・要件を整理しています。

最重要|試験で問われる5大テーマ

1. 予告広告のルール

予告広告とは、価格・賃料が未確定の分譲地・新築物件について、本広告に先立ち取引開始時期を告知する広告です。

  • 対象:販売区画数・戸数が2以上の分譲宅地、新築分譲住宅・マンション等
  • 文字サイズ:14ポイント以上で明瞭に表示
  • 必須記載:予告広告である旨/価格未定の旨/販売予定時期/契約・予約の申込みに一切応じない旨

過去問では「予告広告中に申込順位の確保措置を講じてよいか」が繰り返し問われています。答えは×(講じてはならない)です。

2. 二重価格表示の禁止

実際より有利に見せかける二重価格表示は原則禁止です。過去の販売価格を比較対照価格に用いる場合、値下げ前の価格で2か月以上販売実績があり、値下げから6か月以内に表示する等の要件を全て満たす必要があります。

3. 特定事項の明示義務(数字の暗記がカギ)

  • セットバック部分がおおむね10%以上→面積を明示
  • 路地状部分がおおむね30%以上→路地状部分を含む旨と割合・面積を明示
  • 傾斜地がおおむね30%以上→傾斜地を含む旨と割合・面積を明示
  • 市街化調整区域→「宅地の造成及び建物の建築はできません」と16ポイント以上で明示(ただし開発許可済みなら不要)
  • 道路に2m以上接していない土地→「再建築不可」と明示

4. 交通の利便・距離の表示基準

  • 徒歩所要時間:道路距離80mにつき1分(端数切り上げ)
  • バス所要時間:平常時の所要時間を表示
  • 新設予定の駅・停留所:運行主体が公表したものに限り、新設予定時期を明示して表示可

5. おとり広告

次のいずれかに該当する広告はおとり広告として禁止されます。

  • 物件が存在しない/存在するが取引対象にできない
  • 物件は存在するが、表示された価格等で取引する意思がない

暗記チェック表|試験直前に確認

  • 予告広告の文字サイズ → 14pt以上
  • 市街化調整区域の文字サイズ → 16pt以上
  • セットバック面積明示 → 10%以上
  • 路地状部分・傾斜地の明示 → 30%以上
  • 徒歩1分 → 80m
  • 1畳の広さ → 1.62㎡以上

まとめ|問47を確実に得点するために

景品表示法(問47)は暗記科目です。上記の数字と要件をセットで覚えることが最も効率的な対策になります。特に「予告広告」「二重価格表示」「特定事項の明示(10%・30%)」は頻出なので、過去問を繰り返し解いて定着させましょう。

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