不動産投資に必要な年収は?

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不動産投資をする人は年収が高くて、貯金も1000万円以上ある人

このようなイメージを持っている人は少なくと思います。

しかし実際は、そうではありません。

年収300万円でも不動産投資はできる

年収300万円台の人でも銀行からお金を借りて不動産投資をしている方はいます。

ただ、年収300万円台で銀行からお金を借りて、フルローンを組んだ場合、万一の出費のときに対応できない可能性があります。

例えば、一時的に空室になって1か月分家賃が入ってこないことになると、その月は、あなた自身の給料でローンを返済しないといけないので、借入金の返済として7万円を持ち出しをしないといけないこともあります。

また、空室保証が付いたサブリースの場合、その分、管理費が高かったり、空室保証の家賃の9割保証といった感じで一部負担を強いられる場合もあります。

そのため、空室になったとしても、貯金の取り崩しができる人でないと、精神的にもキツイです。

年収500万円あれば、精神的に多少楽になる

そのため、年収は少なくとも500万円はあった方がよいです。
なおかつ、毎月、貯金も3万円ほどは行っていき、万一空室になったときでも、ローンを返済できるような体制を作っておきましょう!

マイホーム+不動産投資というライフプランであれば、最低でも年収700万円

ただ、この場合、不動産投資のために、ローンを組むため、もしマイホームを買おうとしても、マイホームのための住宅ローンを組めない場合があります。

そのため、住宅ローンを使ってマイホームを購入することを前提としている方は、年収700万円は必要と考えた方がよいでしょう!

どれくらい借り入れができるか?

実際、自分の年収どのくらいのお金を借り入れすることができるのか?

これは、明確な基準はありませんが、複数の要素を組み合わせて考えます。

ただ、ざっくりと

年収1000万円で借り入れなし」であれば「8,000万円から1億円」位は投資用のローンが組めます。

年収が500万円で借り入れなし」であれば「4,000万円から7,500万円」位は、借入れできるでしょう。

年収が300万円で借り入れなし」だと、「多くて1000万円」までしか借りることができないので、ある程度自己資金がないと、不動産投資はできないです。
そういった方は、不動産そのものを買う方法ではなく、不動産を証券化したもの(REITリートと呼ばれる投資信託)を購入することをお勧めします。
こちらであれば、数万円から購入できるものもありますし、利回りでも3%ある商品もあるので、こちらを定期的に購入していき、積み上げていくのがよいです。

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