不動産投資で儲ける方法 ずっと売れ残っている物件こそ、儲かる 3つの具体例

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不動産投資は、長期間所有し続ければ、損をしないことが多いです。しかし、儲けも少ないという場合が多いです。

不動産投資をする人の中には、大きく儲けたい!という人もいます。

今回は、そのような人のために、儲けるための方法を3つご紹介します!

【具体例1】 全部空室・空室が多いアパート・物件

普通の不動産投資家は、「すでに賃借人がついている物件の方」が、「賃借人が付いていない空室の物件」よりも儲かると思っています。その理由は、賃借人がすでに入っていれば、購入した月から家賃収入を得られるからです。

一方、「賃借人が付いていない空室の物件」は、何か理由がある場合がよくあります。
例えば、事故物件であったり、日当たりが悪い等です。
しかし、そのような物件の方が、交渉して安く購入することが可能です。交渉もしやすいです。

そして、実際、家賃はどうかというと、多少周りの物件よりは低く設定しないといけない可能性はありますが、利回りを計算すると、数%よくなるケースもよくあります。

つまり、全部空室・空室が多いアパート・物件は、儲かる物件の一つと言えます。

ただし、注意が必要です。

それは、「何が理由で空室になっているか」を調べて確認することです。

これが分かっていないと、対策ができません。

事故物件であっても、実際、周りより安いなら気にせず借りる方もいます。
特に、外国人の方は、日本人よりも気にしない人が多いです。

もしそうだとしたら、外国人が好むような内装は何か?
ターゲットとなる外国人はどのような設備が必要で、逆にどのような設備は不要なのか?を調べて、それに合わせて、お部屋を仕上げていくのも一つです。

「すでに賃借人がついている物件」については、もともと値段が高いですし、価格交渉をしても、あまり下がりません。そうすると、結果的に、購入しても実質利回りが2%しかない・・・・ということにもなりかねません。

もちろん、「すでに賃借人がついている物件」の方が、物件自体の評価も高いものが多いので、ローンは付きやすいですが、ローンを組めたとしても利回りが低いのであればメリットは小さいですし、あまり儲からないです。

しかも、全部空室・空室が多いアパート・物件を軽くリフォーム等して、お客様が入れば、それは、値段があがります。

そうすると、買った値段よりも、より高値で売却することが可能です。

もちろん、すぐ売れなかったとしても、売れない期間は、家賃収入があるので、売れなくても気にならないでしょう。

欲しい人が出てくるまで、家賃を取り続ければいいだけです!

【具体例2】オーナーチェンジのファミリー向けの物件

これは、すでに、賃借人が住んでいるファミリー向けのマンション一室を指します。

「オーナーチェンジ」とは、賃借人が住んだまま不動産を購入するスタイルを言います。賃借人からすると、住んでいる物件のオーナーが旧所有者から新所有者に変更するので、オーナーチェンジと言います。

なぜ、「オーナーチェンジのファミリー向けの物件」が儲かるかというと、投資用ではなく、実需(実際に購入して自分が住む)というニーズがあります。
そのため、ファミリー向けの物件を購入する人は、投資家ではなく、一般の会社員の方が多いです。
そうすると、「すでに賃借人が住んでいるファミリー向けの物件」だとメインターゲットとなる「一般の会社員の方」には売れません。なぜなら、賃借人が住んでいることから、購入しても、その人は住めないからです。
そうすると、値段を安く購入できるチャンスがあるわけです。
もし、相場よりも安く購入できれば、今住んでいる賃借人が退去したタイミングで、売却すれば、キャピタルゲイン(売却益)も得ることができます。

【具体例3:地方のアパート一棟】

地方のアパートについては、アパートローンが付きにくいのが特徴です。
しかし、その地元に住む人は、地元の金融機関と取引をしている場合が多いので、その人達は、都心等に住む人達よりもローンが付きやすいです。

地方のアパートは購入しても、いざ売ろうとしたときに売れないのでは?
と思うかもしれませんが、たしかに、都会の物件よりも、売れるまでに時間はかかるでしょう。
しかし、ローンの審査の厳しい・緩いには、サイクルがあり、緩いサイクルに入ると、地元の人だけでなく都心に住む人でもローン審査が通るようになったり、また、融資の金額もローン審査が厳しいときよりも増額されたりすることもあります。

実際、リーマンショック後、融資が厳しくなりましたが、その後、金融緩和により融資が緩くなり、その後、スルガ銀行が不正融資を行っていたことが明るみになり、また、審査が厳しくなり、またそれが薄れてくると審査が緩くなる、といった感じで、数年単位でサイクルを繰り返します。

そのため、「高く売れるときに売れればいい」と気長に待てる人であれば、大きく儲けるチャンスも生まれてくるでしょう。

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