勉強しても点数が上がらない。原因は木を見て森を見ず【宅建通信】

効率的な勉強を習慣化して宅建に合格する

「勉強をしているのに、全然実力があがりません。。。」
こんなメールをいただきました。

なぜ、勉強しているのに実力が上がらないのか?

この動画だけでなく、色々な動画でお伝えしているのですが、

宅建合格するための実力=「勉強の質」×「勉強量」

ということをお伝えしています。

おそらく、この方は「勉強量」はたくさん行っているけど、「勉強の質」が悪いのでしょう。
そのことが原因で点数に結びつかないわけです。

では、質の高い勉強とは何か?

質の高い勉強=理解学習

です。その一つが、「森を見ながら、木を見る」勉強法です。

どういうことかというと、例えば、営業保証金の還付について考えてみます。

【問題】
営業保証金の還付により、営業保証金の額が政令で定める額に不足することとなった場合、宅建業者Aは、供託所に不足額を供託した上で、3週間以内に免許権者に届け出なければならない。

こんな問題があったとします。

一般的な解説は下記の通りです。

答え:×
営業保証金の還付により、宅建業者が不足分の営業保証金を供託所に供託した場合、宅建業者は、免許権者に供託した日から2週間以内にその不足額を供託しなければならない。

確かに、「供託した日から2週間以内」というのはポイントです。しかし、ここだけ覚えても「木を見ているだけ」で、森を見れていません。

動画内でもお伝えしていますが、キチンと、営業保証金の還付の流れの全体像を理解した上で、今勉強しているのは、「不足分の供託をした後は、供託してから2週間以内に免許権者に届け出ないといけないのか!」と「森」も一緒に理解することが重要です。

「木」を見るだけの勉強から「森」も一緒に見る勉強に変えていきましょう!

>>その他の「理解学習」の具体例はこちら

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