50代後半の方から70代のかけて、もの覚えが悪くなっているけど宅建に合格できるんでしょうか?というご質問をよくいただきます。
実際、50代からどんどん記憶力が低下してしまうのは仕方がないでしょう。記憶力が低下して物覚えが悪いからと言って合格できないわけではありません。
実際、レトスの個別指導ではこれまで50代後半の方だけでなく、60代、70代の方も合格していただいています。
また、毎年、合格発表の際に、合格者の情報が一部公開されるのですが、合格者の最高齢者は毎年80歳以上の方です。ここからもわかるように、年齢に関係なく宅建試験に合格できるということが分かります。
それはなぜか?
高齢者でも宅建合格できる理由
宅建試験自体、「暗記」というよりも「理解」しないと合格できない試験だからです。
逆をいえば、暗記だけでは合格できないということです。
必ず、「理解」をする必要があります。
では何を理解しないといけないのか?
理解すべき内容は2つです。
理解すべき内容とは?
①問題文
②解説(法律)
問題文の理解
①の問題文については、勉強をする上で最重要な内容です。試験に落ちる90%以上の方が問題文について理解していません。というよりは、「問題文を理解する勉強」をしていないといった方が適切でしょう。どのように問題文を理解するのかを考えながら日々が学習している人はほとんどいないです。そのため、どれだけ勉強しても合格できないんです。2年も3年も勉強しても合格できません。過去問や予想模試の点数だけは上がってくるんですが、これは真の実力ではないんです。何度も復習すれば問題文をきちんと理解しなくても、だいたいの感覚で解けてしまいます。でも、本試験になると、まったく見たことのない問題が出題され、問題の意味が分からず、または問題を誤解してしまって失点してしまうんです。
この「問題文の理解」を日ごろから行っていれば、本試験で「引っかかったり」「凡ミス」をすることはほとんどなくなります。もし、ヒッカケ問題に引っかかっているのであれば、または、凡ミスをして失点しているのであれば、問題文の理解ができていないからでしょう。
個別指導ではこの問題文の理解を徹底的に身につけていただきます!
そうすれば、勉強をすればするほど実力が上がってきます!
解説の理解
②の解説の理解については、「テキストの内容」や「過去問の解説」でどういうことを言っているんだろう?と分からない部分をネットなどで調べればよいでしょう!
宅建のサイトよりも、その法律に特化したサイトの方が分かりやすいです。
権利関係であれば、弁護士や法律事務所のサイトで民法や借地借家法の解説がされているものもあります。税金であれば、税理士や国税庁のサイトですね!法令上の制限では、建設業者や、国土交通省、都道府県のサイトなんかも参考にできると思います!
いずれにせよ、①②はどちらも行う必要があります。理解ができれば年齢は関係ありません!
次の試験で絶対合格するためにも「勉強の仕方」には相当の注意を払いましょう!
「どの教材を使うか」よりも「勉強の仕方」の方が重要です!
勉強の仕方で合否が決まるといっても過言ではありません!
今すぐ勉強の仕方を変えて、合格への道へ一歩踏み出しましょう!