試験まで「あと1か月」です!
そろそろ、模試に入る時期になってきました!
まだ、模試を行っていない方は
遅くとも9月15日からは模試に入っていきましょう!
■市販の模試もありますが、やはり、解説が薄くて自分で調べないと実力が付かないので
時間効率が悪いです!
予想模試の目的は
・四択問題になれる
・解けない問題を見つける
・さらなる実力アップを図る
この3つなのですが
これらすべて満たすように弊社は模試を作成しております。
そのため、解説は細かく、「関連ポイント」や「考え方」「答えの導き方」まで記載しているので、調べることも少ないです!
また、ご質問いただければ解説いたしますので、
実力を上げたい!
というのであれば、ぜひ、弊社の模試をお試しいただければ幸いです!
予想模試はこちら>>
残りの期間、問題数を増やして、問題文のスピードアップと
飛ばす習慣を身に着けていきましょう!
本日の3問に入ります!
【問1】連帯債務
1500万円の債務をA、B、Cが連帯して債務を負っている。(負担部分は各自500万円とする。)
連帯債務者の一人が債務を免除された場合、B、Cが連帯して1000万円の債務を負う。
>>折りたたむ
【解答】
×
結論から言えば「1000万円」が誤りで、「1500万円」が正しいです。
免除は相対効です。
よって、
債権者が連帯債務者Aの債務を免除すると、免除されたAの債務は消滅します(Aは債務者から外れます)。
しかし、債務の消滅の効果は、BとCには及びません。
つまり、BとCの債務は消滅せず、BとCが二人で債権者に対して1500万円の債務を負うこととなります。
よって、誤りです。
もし、Bが1500万円を債権者に弁済した場合、Bは「免除で債務を免れた連帯債務者A」に
対して「負担部分である500万円は返して!」と求償(請求)することはできます。(ABC間での求償権は残る)・・・Aは免除を受けても、Bに求償されることになるので、Aは、結果的に負担部分の責任は負います。
もちろん、Bは、Cに対しても500万円を求償できます。
【関連ポイント】
連帯保証において、連帯保証人が免除された場合の内容
↓
【問2】免許基準
法人の役員のうちに傷害の罪を犯したことによる罰金の刑に処せられている者がいる場合は
免許を受けることができないが、刑の執行後5年を経過すれば、免許を受けることができる。
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【解答】
〇
法人の役員又は政令使用人が、刑法の傷害罪により罰金刑に処せられた場合、
その刑の執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から「5年」を経過すれば、免許を受けることができます。
これは基本中の基本です!
【問3】盛土規制法
工事主とは、宅地造成、特定盛土等若しくは土石の堆積に関する工事の請負契約の注文者又は請負契約によらないで自らその工事をする者をいう。
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【解答】
〇
工事主とは、上記の通りですが、イメージできていますか?
もし、「あなた」が山を持っていたとします。
その山を造成しようと考えます。
その時、造成の仕方は2つあります。
1.工事業者に造成工事を任せる(請負契約をする)
この場合、「あなた」が「注文者」で、工事業者が「請負人」です。
つまり、「宅地造成に関する工事の請負契約の注文者」である「あなた」が工事主です。
2.「あなた」自身で造成工事を行う
この場合、「あなた」が工事主です。
これが本問の「請負契約によらないでみずからその工事をする者」です。
まとめると、山を持っている「あなた」が工事主だということです!
ちなみに、工事業者は「請負人」とか「施工業者」という言い方をします。