【問1】保証
主たる債務者が債務を承認すると、連帯保証人の債務の時効は更新する。
>>折りたたむ
【解答】
〇
これは重要問題ですね!
主たる債務者に生じた事由は
すべて保証人・連帯保証人に影響を与えます。(絶対効)
つまり、主たる債務者が債務を承認すると、
主たる債務者だけでなく、連帯保証人の時効も更新します。
時効が更新するということは
時効期間が近づいていても、それがまた一からスタートになるということです。
つまり、債務が時効消滅しないということです。
【問2】業務上の規制
宅地建物取引業者A社の代表取締役が、道路交通法違反により罰金の刑に処せられたとしても、A社の免許は取り消されることはない。
>>折りたたむ
【解答】
〇
道路交通法違反で罰金刑を受けても欠格にはなりません。
したがって、代表取締役は欠格ではありません。
結果としてA社も欠格ではないのでA社が免許を取消されることはありません。
罰金刑を受けて欠格となるのは「宅建業法違反」や「傷害罪」等の暴力的な犯罪を犯した場合ですね。
【問3】盛土規制法
都道府県知事は、宅地造成工事規制区域内の宅地で宅地造成に伴う災害の防止のため必要な擁壁が設置されておらず、これを放置するときは宅地造成に伴う災害の発生の恐れが大きいと認められるものがある場合、一定の限度のもとに、当該宅地の所有者、管理者又は占有者に対して、擁壁の設置を行うことを命ずることができる。
>>折りたたむ
【解答】
〇
これは「改善命令」と呼ばれるものです。
読んでいただければ内容は分かると思います。
そして、「一定の限度」とは、災害の防止のため必要な限度、かつ、土地の利用状況等からみて相当であると認められる限度を言います。
つまり、必要な範囲内で改善命令しなさい!必要以上の改善命令はできません!と言う事ですね!