「才能は有限だが、努力は無限」
人は生まれながらにして何らかの大きい小さいはあっても才能はあります。
しかし、その才能を生かすもころすも、本人の努力次第です。
・才能があっても努力しない人
・才能はなくても努力する人
結果は努力する人が勝ちます。
宅建試験レベルであれば、才能はほとんど関係ありません。
これまで、たくさんの受講者様に合格していただきましたが
皆さん努力して勝ち取った合格です。
最後に後悔しないためにも、努力を惜しまず、頑張っていきましょう!
最後にイチロー選手の言葉をお送りします。
「僕を天才という人がいますが、僕自身はそうは思っていません。
毎日血のにじむような練習を繰り返してきたから、今の僕があると思っています。
僕は天才ではありません。」
【問1】代理
Aが、Bに代理権を授与してA所有の土地を売却する場合、Bが売買契約する前に、Aが死亡した場合、Bは当該土地を売却することができない。
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【解答】
〇
代理権は本人(代理権を与えた者)が死亡、もしくは代理人が死亡するすると、代理権は消滅します。
つまり、売却前に本人Aが死亡すると、Bの代理権は消滅するため、Bは当該土地を売却することができません。
本日の問題は、代理権の消滅事由についての問題ですが、
代理権の消滅事由は「死亡」以外に
「破産手続開始決定」
「後見開始」
「解約告知」
があります。
ここは、テキストP22を使って単に表を覚えるのではなく、
【考え方】を読んで確認しておきましょう!
【問2】宅建士
宅地建物取引士証の交付を受けようとする者(宅地建物取引士資格試験合格日から1年以内の者又は登録の移転に伴う者を除く。)は、都道府県知事が指定した講習を、交付の申請の90日前から30日前までに受講しなければならない。
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【解答】
×
宅建士証の交付を受けようとする者は、
原則、登録をしている都道府県知事が指定する講習で交付の申請前6ケ月以内に行われるものを受講しなければなりません。
例外として、宅建試験に合格した日から1年以内に宅建士証の交付を受けようとする者は、上記講習を受講する必要がありません!
これがポイントなんですが、
ここは実力をつけるために問題文を理解しましょう!
▼「~を除く」という文言が入っている問題の問題文の読み方
1.「~を除く」という部分を飛ばして読む。これを原則として考えます!
2.最後に「~」を例外として追加する
まず、1からいきます。
「~を除く」という部分を飛ばして読むと以下のようになります!
↓
『宅建士証の交付を受けようとする者は、知事が指定した講習を、交付の申請の90日前から30日前までに受講しなければならない。』
これが原則です。
次に、2「~」を例外として追加します。
「例外として、試験合格日から1年以内の者又は登録の移転に伴う者は受講しなくてよい」
1で、「原則、受講しなければならない」となっているので
2の例外では「例外として、受講しなくてよい」となりますよね!
1と2は反対の内容になるわけです!
まとめると、本問は
『宅建士証の交付を受けようとする者は、
原則、知事が指定した講習を、交付の申請の90日前から30日前までに受講しなければならない。
ただし、例外として、試験合格日から1年以内の者又は登録の移転に伴う者は受講しなくてよい』
○か×か?
という問題文になるわけです。
本肢は、「90日前から30日前まで」とする点が誤りです。
きちんと問題文を理解せずに
単に、「90日前から30日前まで」が誤りっぽいな
と感覚で解くのはやめましょう!
本試験で失点してしまいますので。
【問3】建築基準法
住宅の居室、学校の教室又は病院の病室は、防火上支障のない場合は地階に設けることができる。
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【解答】
×
「地階」っていうのは、地下室のことです!
地下室は、湿気もこもりやすいし、大雨の時に浸水する可能性もあるので
建物を建てる際に気を付けておく必要があります。
したがって、
壁・床の防湿・防水の措置など
「衛生上必要な技術的基準」に適合していれば、
地階にも居室を設置することができます。
「防火上」が誤りの記述です!
防火は関係ないですよね!