実務を考えて勉強するべきか?【宅建通信】

効率的な勉強を習慣化して宅建に合格する

①不動産会社で働いている方の場合、実務に照らし合わせて、宅建の試験を勉強を進める方がいます。また、②これから、宅建士の資格を取って、不動産会社で働こうとする人は、試験勉強を通じて、実務を知ろうという方がいます。

これ自体悪いことではないですが、「実務」と「法律」には少し異なる部分があるので、宅建の勉強をしているときは実務から離れて学習することをお勧めします。

①の方の場合、実際の実務では、こうなっているのに、なんで法律はこうなっているんだ!と混乱する場合があるからです。
例えば、供託所等の説明について考えてみましょう!
宅建業法では、「供託所等の説明」については、契約締結前に、お客さんに伝えればよいというルールになっています。つまり、契約締結前であれば、口頭で説明するだけでも違反ではないということです。
一方、実務ではどうなっているか?重要事項説明書(35条書面)に記載されているため、書面をもって説明しています。
つまり、実務の方が、法律に規定されている内容よりも親切なことをしているわけです。
その結果、試験問題で、「供託所の説明は書面をもって行わなければならない」という問題が出ると、間違って〇にしてしまうんです。なぜなら実務的には書面で説明しているからです。
このように、混乱しないために、実務と法律は分けて勉強しましょう!

②の方(宅建士を取って宅建業者で働こうと思っている人)は、「資格を取るだけでは実務はできない!だから、実務的なことを考慮に入れながら勉強しよう!」と考えてしまいますが、実際、実務で必要なことは、宅建で勉強した知識よりも、「宅建士という資格」です。資格を持っていること自体に意味があるんです!

実務なんて、宅建業者で働き始めたら、先輩や上司に教えてもらるので、半年あれば、覚えてしまいます。

だから、試験に合格するためには、実務とは切り離して、「宅建に合格すること」に焦点を当てて勉強しましょう!

その方が効率的です!

レトス小野

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