基本書なんて捨てちまえ!おすすめの宅建テキストとは?【宅建通信】

市販の基本書で勉強した方の体験談

これからお話するのは、弊社LETOS(レトス)の通信講座の受講者Aさんのお話です。

受講するまでは、市販の700ページほどの基本書を購入して、過去問と併用して、独学で勉強していたとのことです。

何から手を付ければ分からなったAさんは
まず、一つの分野について基本書を読み、その後、過去問を解くという方法を取っていました。

しかし、いつも、過去問が解けず、どうしたことかと悩んでいました

あなたはどうですか?過去問解けますか?

「解けない方が多いので、心配しないでください」と言いたいところですが、解けないと合格できないので、心配してください。

基本書を読んでも過去問を解けない理由

実は、近年の宅建試験は複合問題(組み合わせ問題)が多く出題されているのが原因の一つです。

複合問題とは、一つの問題に選択肢が4つあるのですが、それぞれ、別の分野からの出題されている問題のことです。

【具体例】令和2年(10月試験)問7の選択肢3

委託を受けた保証人が主たる債務の弁済期前に債務の弁済をしたが、主たる債務者が当該保証人からの求償に対して、当該弁済日以前に相殺の原因を有していたことを主張するときは、保証人は、債権者に対し、その相殺によって消滅すべきであった債務の履行を請求することができる。

これは、「保証」と「相殺」の複合問題と言えます。

この複合問題により、基本書で勉強している方は、その分野ごとの独立した知識しかない(つなげられた知識がない)ため対応できないということです。

基本書はあくまでも辞書として活用するのが一番よいでしょう。

過去問をやっていて分からない部分が出てきたら、その部分だけを調べる流れです。

基本書で複合問題を解くノウハウを身に付けるのは難しいのが現実です。

おススメのテキスト

市販のテキストは、正直、お勧めできるテキストはないです。

しいて言うのであれば、LECさん、TACさん、日建学院さん等の有名どころの基本書を購入して、理解すべき部分は、「各法律の専門書」や「各法律に関して専門的な知識を載せているサイト」で調べながら勉強するしかないでしょう。

例えば、民法であれば、「弁護士や法律事務所のサイト」です。建築基準法であれば、「大手の不動産会社や建設業者のサイト」です。

結局のところ、理解すべき部分を理解する勉強をしていかなければ、複合問題にも対応できないので、市販のテキストや予備校・通信講座の教材だけに頼らず、専門的なサイトで調べながら勉強していきましょう!

これからの試験傾向

これからの宅建の試験傾向はより多くの複合問題が予想され、それに対する対応力も付けていかなければならないです。

宅建通信講座LETOSでは、このような複合問題にも対応できるような戦略テキストと、合格するために必要なノウハウなどを提供しております。

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