12月27日の3問

【問1】工作物責任

Aが所有する甲建物に塀を設置するために、Bに塀の設置を請け負わせた。
その後、Aは甲建物をCに賃貸し、Cが占有しているときに、
工事の瑕疵で塀が崩れ、第三者Dにケガをさせてしまった。
このとき、Aは損害の発生を防止するのに必要な注意をしていれば、
Dに対する損害賠償責任を免れることができる。


【問2】営業保証金

営業保証金の還付が行われ、
甲県知事から営業保証金の不足額を供託する旨の通知を受けた場合、
Aは通知を受けた日から1週間以内に供託し、
供託した日から2週間以内に甲県知事に届出をした場合、宅地建物取引業法違反となる。

 


【問3】農地法

会社の代表者が、その会社の業務に関し、
農地法の規定に違反して転用行為をした場合は、
その代表者が罰せられるのみならず、その会社も1億円以下の罰金刑が科せられる。

 

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